久安寺の紫陽花(あじさい)|池田市

久安寺は、大阪府池田市伏尾町にある高野山真言宗の寺院。伝承では、725年に行基菩薩によって開創されたとされています。楼門は国指定の重要文化財です。
境内は広く、春は牡丹やツツジ、夏はあじさいやシャクナゲ、秋は紅葉、冬はロウバイや山茶花など、四季折々の花々が楽しめます。とくに夏のあじさいと秋の紅葉が見事で、関西花の寺二十五ヵ所の第十二番霊場としても有名です。
このページでは、久安寺のあじさいについて紹介します。例年の見頃や開花情報、実際に撮影した写真などを掲載しているので、ぜひご覧ください。
久安寺の紫陽花(あじさい)の見頃・開花情報・見どころ

- 例年の見頃:6月中旬~7月上旬
- 開花情報:公式サイト / 公式Twitter / 公式Instagram
- 規模:6種類・約1,000株
久安寺のあじさいは、境内全体で6種類・約1,000株という規模です。
久安寺のあじさいの見どころは、「あじさいうかべ」。カットしたあじさいが拝観受付の前にある具足池に浮かべられます。実施期間は例年6月中旬から2週間程度。あじさいは入れ替えられるので、期間中は美しい状態が保たれています。

水面が少し動いており、浮かんでいるあじさいたちは、徐々に動いていきます。待っているといい位置にあじさいが動いてくれるので、撮りたい構図で撮影可能です。
また、水面ギリギリにカメラを近づけると、あじさいがリフレクションした様子を撮影できます。もし枯れ気味のあじさいがある場合は、画角から外して撮影するようにしましょう。

あじさいうかべ以外では、重要文化財である楼門から拝観受付までの参道に多数のあじさいが咲いています。ただし、こちらは参道が狭いため、早朝などの人が少ない時間帯以外では、無人での撮影が困難です。

なお、ここまで紹介した場所は拝観受付前なので、無料で撮影や見学が可能です。
拝観受付後の境内でも、薬師堂前や阿弥陀堂前などにあじさいが咲いています。あじさいうかべほどの被写体はありませんが、拝観料は300円とお安めなので、入ってみるのも良いでしょう。
久安寺の紫陽花(あじさい)の作例






大阪でおすすめの紫陽花(あじさい)撮影スポット
以下の記事にて、大阪で撮影におすすめの紫陽花(あじさい)撮影スポットをまとめて紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

久安寺の基本情報
住所 | 大阪府池田市伏尾町697 |
時間 | 9時~16時 |
休日 | – |
料金 | 300円 |
公式サイト | 久安寺公式サイト |
アクセス | 阪急宝塚本線「池田駅」から阪急バスに乗車 ー久安寺下車すぐ |
駐車場 | あり・無料 |