【2024】大阪でおすすめの紅葉撮影スポット10選

関西の紅葉といえば京都や奈良ばかりで、大阪に紅葉のイメージを持たない人もいるのではないでしょうか。ですが、大阪にも撮りごたえのあるさまざまな紅葉スポットが点在しています。

そこでこの記事では、大阪でおすすめの紅葉撮影スポットを紹介します。各スポットの概要や見頃時期、アクセスなどの基本的な情報を紹介するので、大阪の紅葉撮影スポットをお探しの方はぜひご覧ください。

スポットは管理人が実際に訪れた場所ばかり。ほかにおすすめの場所を開拓できたら随時追加する予定です。

大阪でおすすめの紅葉撮影スポット10選

1.大阪城公園｜大阪市

大阪城公園は、大阪の中心部にある都市公園。105.6ヘクタールの広大な敷地に大阪城天守閣をはじめとする歴史的建造物があるほか、梅や桜、紅葉などの自然を楽しめる市民や観光客の憩いの場として人気です。

大阪城公園の紅葉の見頃は例年11月中旬～12月上旬。イチョウや桜などが中心で、公園内にさまざまな撮影スポットが点在しています。大阪城天守閣と一緒に撮影できる場所も多いので、時間をかけて歩き回ってみるのがおすすめです。

2.ほしだの森（ほしだ園地）/ 星のブランコ｜交野市

ほしだの森（ほしだ園地）は、交野市にある自然公園。金剛生駒紀泉国定公園に広がる広大な自然公園「府民の森」を構成する4つの森の1つです。

ほしだの森の見どころといえば「星のブランコ」。標高180ｍ、全長280ｍ、最大地上高50ｍの木床板吊り橋で、人道吊り橋としては全国的にも最大級で、吊り橋から園地の森を見渡すことができます。

ほしだの森で特に人気があるのが秋の紅葉。例年11月下旬～12月上旬が見頃で、園地内が黄色やオレンジに色づきます。大阪の中では見頃が遅めです。

園地内のさまざまな場所から星のブランコを構図に入れた写真を撮影可能。とくに星のブランコのすぐ近くから紅葉した森と一緒に撮影する構図や、展望台から星のブランコと紅葉した森、交野市街地を見渡す構図が人気です。

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ほしだの森（ほしだ園地）/ 星のブランコ｜交野市

3.勝尾寺｜箕面市

勝尾寺は箕面市の山あいにある寺院。「勝運の寺」「勝ちダルマの寺」として知られており、全国から勝運を祈る参拝者が大勢訪れています。写真では、奉納棚に多数の「勝ちダルマ」が並んだものが、よくSNS上で見られます。

四季折々の花々を楽しめる名所でもあり、秋の紅葉も有名です。例年11月中旬～12月上旬が見頃で、モミジが境内を赤く染め上げます。山門周辺や本堂周辺、二階堂からの俯瞰など、ポイントが多数あるので、時間をかけて撮影を楽しめます。

例年、日没後に夜間特別ライトアップも実施されます。お清め橋にたかれているスモークも相まって、とても幻想的です。

ライトアップは実施期間中の土日祝のみなので、ご注意ください。

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勝尾寺の紅葉｜箕面市

4.箕面大滝｜箕面市

箕面大滝は、明治の森箕面国定公園内にある落差33mの大滝。「天下の名瀑」として知られており、「日本の滝百選」にも選ばれています。

例年、紅葉の見ごろは11月中旬～12月初旬。公園内にモミジが点在しており、各所で紅葉を撮影できます。なかでも水しぶきを上げながら落ちる滝と、赤い紅葉のコラボが見どころです。

例年11月上旬～下旬に紅葉ライトアップが実施されるのも魅力。箕面駅前から箕面大滝までの滝道がテープライトで照らされ、幻想的な夜の滝道が演出されています。日中とは違った雰囲気の滝を撮影できるので、どちらも訪れるのがおすすめです。

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箕面の滝（箕面大滝）の紅葉｜箕面市

5.万博記念公園｜吹田市

万博記念公園は、大阪府吹田市にある公園。1970年に開催された日本万国博覧会（大阪万博）の会場跡地を公園として再整備されました。太陽の塔を中心に自然文化園や日本庭園などで構成されています。

万博記念公園では、日本庭園と自然文化園あわせて約1万本の樹木が紅葉します。品種はモミジやプラタナス、ラクウショウ、イチョウ、トウカエデなど約20種。10月下旬に色づきはじめる品種から12月に入ってから見頃になる品種まであり、長く紅葉を楽しめます。

日本庭園の滝付近や自然文化園の紅葉渓、もみじの滝、西大路など園内各所で紅葉しますが、場所や品種によって色づき具合はまちまち。公式サイトで現在の様子が写真付きで配信されているので、確認してから訪れるのがおすすめです。

6.大仙公園日本庭園｜堺市

大仙公園は、仁徳天皇陵に隣接する緑豊かな自然公園。約35ヘクタールの広大な敷地に芝生広場や日本庭園、博物館などがある堺市のシンボルパークです。

日本庭園は堺市制100周年を記念して造られた築山林泉廻遊式庭園で、大池を中心とした美しい庭園が広がります。紅葉の見頃は例年11月中旬～下旬ごろ。庭園内のモミジが赤く色づきます。風のない日には、大池に紅葉したモミジが写り込むさまを撮影可能です。

例年、紅葉の見頃の週末にライトアップも実施されます。日中とは違った厳かな雰囲気のなか、日本庭園を撮影できます。日程は年によって異なるので、こまめに公式サイトや公式SNSをご確認ください。

なお、大仙公園内にはイチョウ並木もあります。日本庭園より早めに黄葉する傾向がありますが、あわせて立ち寄ってみるのがおすすめです。

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大仙公園日本庭園｜堺市

7.菰池（こもいけ）｜堺市

「菰池（こもいけ）」は、堺市中区土塔町にあるため池。池の周囲に遊歩道が整備されており、地域の人たちには散歩コースとして親しまれています。

池の周囲をぐるっとメタセコイア並木が囲まれているのが特徴です。例年11月下旬～12月上旬ごろにメタセイアがオレンジ色に染まります。色づき情報を配信しているメディアはないので、SNS等で検索するしかありません。

撮影は風がない日の早朝がおすすめ。池面に紅葉したメタセコイア並木が写り込むさまを撮影可能です。

また、管理人の撮影日が平日の早朝だったこともあり、カメラマンはいませんでした。いるのは散歩をしている地域の人たちくらいだったので、ゆっくり撮影できましたよ。

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菰池（こもいけ）｜堺市

8.新檜尾公園（しんひのおこうえん）｜堺市

「新檜尾公園（しんひのおこうえん）」は堺市の泉北高速鉄道「光明池駅」北側に位置する公園です。公園内にはソメイヨシノやオオシマザクラなどの桜やメタセコイアなど、さまざまな樹木が植えられており、地域住民の憩いの場となっています。

例年11月下旬～12月上旬頃にメタセコイア並木がオレンジに色づき、公園内が華やかな雰囲気になります。メタセコイア並木以外の主題・副題になるものとしては、大型遊具、散歩やランニングをしている人たちなどが挙げられます。

光明池駅から徒歩約3分というアクセスの良さも魅力。車がない人でも手軽に訪れられます。1つ前に紹介した菰池と同じ沿線なので、早朝に菰池で撮影を楽しんだあと、新檜尾公園を訪れることも可能です。

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牛滝山 大威徳寺の紅葉｜岸和田市

9.牛滝山 大威徳寺｜岸和田市

「牛滝山 大威徳寺（だいいとくじ）」は、岸和田市にある寺院。古くから紅葉の名所として知られる牛滝山の山あいに位置しています。役行者が開創したと伝えられており、境内の多宝塔は国の重要文化財に指定されています。

例年11月上旬～下旬が紅葉の見頃で、大阪のなかでは少し早めです。境内はそれほど広くありませんが、至るところでモミジが赤やオレンジに色づきます。なかでも多宝塔と紅葉の組み合わせは大威徳寺の見どころのひとつです。

11月下旬の週末には「牛滝山もみじまつり」が開催されます。地元の特産品の販売などが行われ、毎年多くの観光客でにぎわいます。

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牛滝山 大威徳寺の紅葉｜岸和田市

10.奥山雨山自然公園｜熊取町

「奥山雨山自然公園」は、泉南郡熊取町にある広大な公園。「大阪みどりの百選」や「水源の森百選」に選ばれるほど自然豊かな公園で、森林浴やハイキングを楽しむ人たちでにぎわいます。

例年11月下旬から12月上旬が見頃。園内で赤やオレンジなど、色とりどりな紅葉が見られます。なかでも、2ヶ所の展望台からは美しく色づいた公園と関西国際空港、大阪湾の眺望を楽しむことが可能。

展望台まで行くには、ハイキングコースを約30～40分登る必要があので、普段ハイキングや登山をしない人には少し大変です。ですが、がんばって登る価値はあるので、ぜひ一度訪れてみてください。

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奥山雨山自然公園の紅葉｜熊取町

まとめ

大阪は、京都と比較するとあまり紅葉スポットが多くありませんが、バリエーションが豊富。

大阪らしい写真や、そこだけでしか撮れないユニークな写真を撮影できますので、一度は訪れて見るのがおすすめです。

この記事を参考にして、紅葉撮影を楽しんでいただけますと幸いです。