【2025】大阪でおすすめの紫陽花(あじさい)撮影スポット9選

蜻蛉池公園あじさい園
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梅雨の季節になると、大阪の各地で色とりどりの紫陽花(あじさい)が私たちの目を楽しませてくれます。雨に濡れてしっとりと輝く姿や、曇り空の下で鮮やかさを増す花々は、写真撮影の題材として魅力的です。

都心にありながら見事なあじさいが咲き誇る植物園から、山腹に位置するあじさい園、無数のあじさいが池に浮かぶあじさい寺など、大阪には個性豊かなあじさいの名所が点在しています。

この記事では、大阪でおすすめのあじさい撮影スポットを紹介します。各スポットの見どころや特徴を分かりやすくまとめていますので、ぜひご覧ください。

大阪でおすすめの紫陽花(あじさい)撮影スポット9選

1.久安寺|池田市

久安寺のあじさい

久安寺は、大阪府池田市伏尾町にある高野山真言宗の寺院。伝承では、725年に行基菩薩によって開創されたとされています。

久安寺のあじさいは、境内全体で6種類・約1,000株という規模です。久安寺のあじさいの見どころは、「あじさいうかべ」。カットしたあじさいが拝観受付の前にある具足池に浮かべられます。実施期間は例年6月中旬から2週間程度。あじさいは入れ替えられるので、期間中は美しい状態が保たれています。

久安寺のあじさい

あじさいうかべ以外では、重要文化財である楼門から拝観受付までの参道に多数のあじさいが咲いています。ただし、こちらは参道が狭いため、早朝などの人が少ない時間帯以外では、無人での撮影が困難です。

拝観受付後の境内でも、薬師堂前や阿弥陀堂前などにあじさいが咲いています。拝観料が300円とお安めなので、あわせて撮影してみるのもおすすめです。

久安寺のあじさいについては、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

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久安寺の紫陽花(あじさい)|池田市
久安寺の紫陽花(あじさい)|池田市
住所大阪府池田市伏尾町697(地図
時間9時~16時
休日
料金300円
公式サイト久安寺公式サイト
アクセス阪急宝塚本線「池田駅」から阪急バスに乗車
ー久安寺下車すぐ
駐車場あり・無料

2.ぬかた園地(なるかわの森)あじさい園|東大阪市

ぬかた園地あじさい園

「なるかわの森」は、生駒山の中腹から山上付近に位置する広大な自然公園。東大阪市から八尾市にかけてにある、くさか、ぬかた、なるかわ、みずのみの4園地で構成されており、ハイキングを楽しむ人たちが訪れてます。

ぬかた園地のあじさい園は、30品種・2万5,000株以上ものあじさいが咲く、関西でも最大級のあじさい園です。総延長1,500mのあじさいプロムナード(遊歩道)沿いに、さまざまな品種のあじさいが咲き誇ります

ぬかた園地あじさい園

例年6月中旬~7月中旬が見頃です。日の当たり方が場所ごとに異なるので、咲き具合はまちまち。公式ブログ公式Instagramで開花情報を配信しているので、訪れる前に確認しておくのがおすすめです。

なお、ぬかた園地のあじさい園は生駒山の中腹に位置しているので、比較的長い時間歩く必要があります。ハイキングコースは舗装されているわけではないので、トレッキングシューズなどの歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。

ぬかた園地(なるかわの森)あじさい園については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

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ぬかた園地(なるかわの森)あじさい園|東大阪市
ぬかた園地(なるかわの森)あじさい園|東大阪市
住所大阪府東大阪市山手町他(地図
時間散策自由
休日12月29日~1月4日
※入園は自由
料金入園無料
公式サイト大阪府民の森公式サイト
アクセス近鉄奈良線「枚岡駅」または「額田駅」または「石切駅」から徒歩約80分
近鉄生駒ケーブル「生駒山上駅」から徒歩約40分
駐車場なるかわ園地 らくらく登山道駐車場:73台・無料

3.長居植物園アジサイ園|大阪市

長居植物園アジサイ園

大阪市立長居植物園は、大阪市の中心にほど近い場所にある植物園。長居公園の一角にあり、約24ヘクタールもの広さを誇ります。

アジサイ園は長居植物園の北東側に位置しています。山奥の谷がイメージされており、斜面に色とりどりのあじさいが咲き誇ります。その規模は約1万株と、大阪府内でも最大級です。

長居植物園アジサイ園

見頃時期は6月中旬~下旬ごろ。開花情報は公式サイトや公式SNSで配信されます。年によって開花時期がズレる場合があるので、リアルタイムの情報はチェックしておきましょう。

例年、あじさいの見頃時期に合わせて「あじさいフェア」も開催されます。あじさいフェア期間中の「雨の日」には、「あじさいの金平糖」がオトクな価格で購入可能です。

長居植物園アジサイ園については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

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長居植物園アジサイ園|大阪市
長居植物園アジサイ園|大阪市
住所大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23(地図
時間3月~10月 9時30分~17時(入園は16時30分まで)
11月~2月 9時30分~16時30分(入園は16時まで)
休日月曜日(休日の場合、翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
料金大人300円、中学生以下無料
公式サイト大阪市立長居植物園公式サイト
アクセスOsaka Metro御堂筋線「長居駅」から徒歩約10分
JR阪和線「長居駅」から徒歩約9分
近鉄南大阪線「針中野駅」から徒歩約25分
駐車場あり・有料

4.万博記念公園あじさいの森|吹田市

万博記念公園のあじさいの森
  • 例年の見頃:6月上旬~6月下旬
  • 開花情報:公式サイト
  • 規模:約30種・4,000株

万博記念公園は、大阪府吹田市にある公園。1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の会場跡地を公園として再整備されました。太陽の塔を中心に自然文化園や日本庭園などで構成されています。

初夏になると、園内でたくさんのあじさいが咲き誇ります。あじさいが多く見られるのは、自然文化園の北西側に位置している「あじさいの森」や「桜の流れ」。約30種・4,000株ものあじさいが、園内を彩り、カメラマンや見物客を楽しませています。

万博記念公園のあじさいの森

万博記念公園のあじさいは、おもに「あじさいの森」に群生しており、例年6月上旬~下旬に見頃を迎えます

あじさいの森のなかには、小川が流れていたり、休憩ができる東屋が設けられたりしています。それらをアクセントに撮影するのもおすすめです。

万博記念公園あじさいの森については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

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万博記念公園の紫陽花(あじさい)|吹田市
万博記念公園の紫陽花(あじさい)|吹田市
住所大阪府吹田市千里万博公園1-1(地図
時間9時30分~17時(最終入園 閉園の30分前まで)
休日水曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
※4月1日~5月2日まで・10月・11月は無休
料金大人260円、小中学生80円
公式サイト万博記念公園公式サイト
アクセス大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩約7分
駐車場あり・有料

5.勝尾寺|箕面市

勝尾寺の本堂と紫陽花(あじさい)

勝尾寺は、箕面市の山中にあるお寺。1300年以上の歴史を持つ「勝運の寺」として有名です。人生のあらゆる場面での勝利を祈る参拝者でにぎわっており、境内の至るところに「ダルマみくじ」や奉納された「勝ちダルマ」が見られる独特の光景が広がっています。

勝尾寺のあじさいは境内各所に咲いており、おもに本堂周辺や本堂に向かう参道で見られます。その規模は約3,600株で、ヤマアジサイ、ガクアジサイ、タマアジサイなど種類も豊富です。

勝尾寺の紫陽花(あじさい)

見頃時期は6月上旬~7月中旬。種類によって見頃が異なるので、SNS等で現在の状態を確認してから訪れるのがおすすめです。

勝尾寺では、あじさいが境内の各所に咲いていおり、特に多く咲いているのは、本堂周辺。勝尾寺らしさを出すなら、境内の至るところに置かれている「ダルマみくじ」とあじさいを一緒に撮影するのがおすすめです

勝尾寺のあじさいについては、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

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勝尾寺の紫陽花(あじさい)|箕面市
勝尾寺の紫陽花(あじさい)|箕面市
住所大阪府箕面市勝尾寺(地図
時間平日:8時~17時(最終受付16時30分)
土曜日:8時~18時(最終受付17時30分)
日曜・祝日:8時~17時(最終受付16時30分)
休日
料金高校生以上:500円
小中学生:400円
未就学児:100円
2歳以下:無料
公式サイト勝尾寺公式サイト
アクセス阪急バス「勝尾寺」から徒歩約1分
駐車場あり・有料

6.蜻蛉池公園あじさい園|岸和田市

蜻蛉池公園あじさい園

「蜻蛉池公園(とんぼいけこうえん)」は、大阪府岸和田市にある自然公園。甲子園球場約16個分もの広大な敷地にトンボの住む池や四季折々の花木、数多くの大型遊具、芝生広場などがそろっています。

あじさい園があるのは、蜻蛉池公園の南側。あじさいの例年の見頃は6月中旬~7月上旬ごろです。規模は約40種・約1万株と、大阪のあじさい園の中では大きく、撮影のしがいがあります。

蜻蛉池公園あじさい園

あじさい園は入口から入ってすぐにある「平地のあじさいの群生」とあじさい園の奥にある「斜面のあじさいの群生」に分かれています。

例年、斜面の群生のほうから見頃を迎え、次に平地の群生が見頃になります。写真映えするのは斜面の方だと思いますが、一面に咲き誇る様子を撮影するなら平地の群生を撮影するのが良いでしょう。

蜻蛉池公園のあじさい園については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

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蜻蛉池公園あじさい園|岸和田市
蜻蛉池公園あじさい園|岸和田市
住所大阪府岸和田市三ヶ山町大池尻701(地図
時間散策自由
休日
料金
公式サイト蜻蛉池公園公式サイト
アクセス南海ウイングバス「蜻蛉池公園前」から徒歩約12分
駐車場あり・有料

7.長慶寺|泉南市

長慶寺の紫陽花(あじさい)

大阪府泉南市に位置する長慶寺は、「あじさい寺」という愛称で親しまれる紫陽花の名所です。約6,000株もの紫陽花が植えられており、初夏には山全体が鮮やかな花で彩られます。

「厄除けの石段」や「あじさいの谷」など、境内各所にあじさいが咲いており、さまざまな構図でお寺とあじさいのコラボレーションを撮影可能です。

見頃は例年6月上旬から中旬ごろ。日当たりで開花状況が異なるため、長期間楽しめる点も魅力的です。開花情報は泉南市観光協会の公式サイトで配信されているので、事前にご確認ください。

アクセスはJR阪和線「和泉砂川駅」から徒歩約12分です。車の場合は約100台収容の駐車場があります。

住所大阪府泉南市信達市場815(地図
時間9時~17時(社務所受付は16時まで)
休日
料金
公式サイト泉南市観光協会ホームページ
アクセスJR阪和線「和泉砂川駅」から徒歩約12分
駐車場あり・無料

8.長野公園・奥河内さくら公園あじさい園

長野公園・奥河内さくら公園あじさい園

奥河内さくら公園は、大阪府河内長野市にある長野公園の一部。長野公園の長野地区に位置しており、公園内の紫陽花園では、例年6月中旬から7月上旬にかけて美しいあじさいが咲き誇ります。

園内では白からピンクまでさまざまな色合いのあじさいが咲き誇り、いろんな角度からの撮影が可能。なかでも、東屋やウッドデッキからの眺めが格別です。

長野公園・奥河内さくら公園あじさい園

特におすすめなのが「アンブレラスカイ」とのコラボレーションです。例年6月上旬~7月下旬ごろに開催されており、色とりどりの傘が空に広がります。特に晴れた日の青空バックで撮影できると、より印象的な写真になるでしょう。

アクセスは南海高野線・近鉄長野線「河内長野駅」から徒歩で行けます。ただし、梅雨時期は園路が滑りやすいのでご注意ください。

住所大阪府河内長野市末広町2-12(地図
時間散策自由
休日
料金
公式サイト長野公園公式サイト
アクセス南海高野線「河内長野駅」から徒歩約10分
駐車場なし

9.長野公園・奥河内あじさい公園(河合寺)

長野公園・奥河内あじさい公園(河合寺)
  • 例年の見頃:6月中旬~7月上旬
  • 開花情報:公式Instagram
  • 規模:約5,000株

奥河内あじさい公園は、大阪府河内長野市の大阪府営長野公園内河合寺地区に位置しています。約5,000本ものあじさいが植えられており、青や紫、ピンクなど、さまざまな色のグラデーションが見事な光景を作り出します

見頃は例年6月中旬から7月上旬にかけて。見頃に合わせて「あじさい茶会」も開催されています。開花情報は長野公園公式Instagramで配信されますが、あまり頻度が高くありません。情報がない場合は、自力でSNSを検索してみるのが良いでしょう。

長野公園・奥河内あじさい公園(河合寺)

アクセスは南海高野線・近鉄長野線「河内長野駅」から徒歩約15分、または駅からバスで「河合寺」バス停下車すぐの場所にあります。入場料は無料です。

園内には歴史ある河合寺もありますが、内部は非公開。梅雨時期は園路が滑りやすくなっているので、足元には十分注意してください。

住所大阪府河内長野市河合寺871(地図
時間散策自由
休日
料金
公式サイト長野公園公式サイト
アクセス南海高野線「河内長野駅」から徒歩約15分
駐車場なし

まとめ

蜻蛉池公園あじさい園

大阪でおすすめの紫陽花(あじさい)撮影スポットを紹介しました。

都心にありながら見事なあじさいが咲き誇る植物園から、山腹に位置するあじさい園、無数のあじさいが池に浮かぶあじさい寺など、大阪には個性豊かなあじさいの名所が点在しています。色とりどりのあじさいと周囲の風景との組み合わせを工夫することで、きっと素晴らしい作品が生まれるはずです。

ぜひこの記事を参考に、お気に入りのあじさい写真を大阪で撮影してください。

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