【2025】大阪でおすすめの桜撮影スポット10選

春になると、各地で美しい桜が咲き誇り、1年の中でも撮影が最も忙しくなる季節が始まります。大阪には、大阪城公園や万博記念公園といった定番スポットから、知る人ぞ知る穴場まで、桜の撮影にぴったりなロケーションが数多くあります。
この記事では、大阪でおすすめの桜撮影スポットをご紹介。各スポットの概要や見頃時期、アクセスなどを紹介するので、大阪で桜の撮影スポットをお探しの方はぜひご覧ください。
大阪でおすすめの桜撮影スポット10選
- 大阪城公園【大阪市】
- 毛馬桜之宮公園【大阪市】
- 造幣局桜の通り抜け【大阪市】
- 花博記念公園鶴見緑地【大阪市】
- 万博記念公園【吹田市】
- 勝尾寺【箕面市】
- 狭山池公園【大阪狭山市】
- 岸和田城【岸和田市】
- 永楽ダム【熊取町】
- 山中渓の桜【阪南市】
※スポット名をタップ・クリックすると、紹介文へ移動します。
1.大阪城公園|大阪市

- 例年の見頃:3月下旬~4月中旬
- 開花情報:公式サイト
- ライトアップ:あり
大阪城公園は、大阪の中心部にある都市公園。総面積105.6ヘクタールの広大な敷地には、大阪城天守閣をはじめとする歴史的建造物が点在し、梅や桜、紅葉など四季折々の自然を楽しめます。市民や観光客にとって憩いの場として親しまれています。
園内には、約3,000本の桜が植えられており、関西でも屈指の人気を誇る桜の名所として有名です。中でも、西の丸庭園(有料)にはソメイヨシノを中心に約300本の桜が植えられており、桜と天守閣、石垣とのコラボレーションが楽しめます。

見頃時期には、西の丸庭園で「観桜ナイター」と題した夜桜ライトアップも実施。ライトアップされた夜桜と天守閣を眺めながら、お花見を満喫できます。
なお、西の丸庭園への入園には、入園料が必要になるので、ご注意ください。
大阪城公園の桜については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

住所 | 大阪府大阪市中央区大阪城(地図) |
時間 | 大阪城公園:散策自由 西の丸庭園:9時~17時(入園は30分前まで) ※観桜ナイター時は20時まで延長 |
休日 | なし(施設ごとに休館日設定あり) ※西の丸庭園:月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月28日~1月4日 ※桜の見頃時期は月曜日が臨時開園の場合あり |
料金 | なし(施設ごとに料金設定あり) ※西の丸庭園:高校生以上350円 |
公式サイト | 特別史跡 大阪城公園 |
アクセス | Osaka Metro谷町線「天満橋駅」「谷町四丁目駅」より徒歩すぐ Osaka Metro中央線「森ノ宮駅」「谷町四丁目駅」より徒歩すぐ JR環状線「森ノ宮駅」「大阪城公園駅」より徒歩すぐ |
駐車場 | あり・有料 |
2.毛馬桜之宮公園|大阪市

- 例年の見頃:3月下旬~4月中旬
- 開花情報:公式サイト、X検索(毛馬桜之宮公園)
- ライトアップ:なし
「毛馬桜之宮公園」は大川の毛馬洗堰から下流の天満橋まで、総延長4.2kmのリバーサイドパーク。大川の流れに沿ったプロムナードに約4,500本の桜が植えられています。
天満橋~桜宮橋(銀橋)周辺を中心にソメイヨシノやヤマザクラ、サトザクラなどが立ち並び、見頃の時期には屋台も出店します。

特別なライトアップはありませんが、街灯があるので、夜でも撮影を楽しむことが可能です。見頃のピークには、平日でも仕事帰りなどに夜桜を楽しむ人たちでにぎわいます。
毛馬桜之宮公園の桜については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

住所 | 大阪府大阪市都島区中野町1丁目 ほか(地図) |
時間 | 散策自由 |
休日 | なし |
料金 | なし |
公式サイト | 大阪市花と緑の情報サイト : 毛馬桜之宮公園 |
アクセス | Osaka Metro谷町線・京阪「天満橋駅」から徒歩すぐ JR東西線「大阪城北詰駅」から徒歩すぐ JR環状線「桜ノ宮駅」から徒歩すぐ |
駐車場 | なし(周辺に有料駐車場あり) |
3.造幣局桜の通り抜け|大阪市

- 例年の見頃:4月上旬~4月中旬
- 開花情報:なし
- ライトアップ:あり
「造幣局桜の通り抜け」は日本さくら名所100選に選定されている桜の名所です。大阪市北区にある造幣局敷地内にある通り抜け通路がヤエザクラの開花時期の1週間のみ、一般公開されます。
通路沿い560mいっぱいに約130種・約340本の桜が咲き誇り、通路を一方通行で通り抜けるようになっています。日没後にぼんぼりなどでライトアップされ、柔らかく照らされた桜を楽しめるのも魅力です。

無料で公開期間が短いことから、日時にかかわらず多くの花見客でにぎわいます。コロナ後に事前申込制となったため、多少混雑は緩和されていますが、全体を撮影しようとすると、どうしても人が入ってしまいます。にぎわう様子を撮影したり、珍しい種類の桜に注目したりするなど、工夫が必要です。
住所 | 大阪府大阪市北区天満1-1-79(地図) |
時間 | 平日:10時~19時30分 土日:9時~19時30分 |
休日 | 期間中無休 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 造幣局 : 桜の通り抜け(大阪) |
アクセス | Osaka Metro谷町線・京阪本線「天満橋駅」から徒歩約15分 JR東西線「大阪城北詰駅」から徒歩約15分 |
駐車場 | なし(周辺に有料駐車場あり) |
4.花博記念公園鶴見緑地|大阪市

- 例年の見頃:2月下旬~4月上旬
- 開花情報:公式サイト
- ライトアップ:なし
花博記念公園鶴見緑地(はなはくきねんこうえんつるみりょくち)は、大阪市鶴見区にある都市公園。1990年に開催された「国際花と緑の博覧会(花博)」の会場跡地が整備されたもので、広大な敷地にある多彩な自然環境が特徴です。
園内には多種多様な桜が植わっており、例年2月下旬から4月上旬まで花見を楽しめます。中でも、3月下旬~4月上旬ごろにソメイヨシノが見頃を迎える時期がおすすめ。大池周辺にたくさんのソメイヨシノが集まっており、美しく咲き誇る姿を撮影できます。

早咲きの時期に、カワヅザクラに集まるメジロを撮影するのも人気です。たくさんのメジロが集まるので、撮影したことがない方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
花博記念公園鶴見緑地の桜については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

住所 | 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163(地図) |
時間 | 9時~17時30分 |
休日 | 12月29日~1月3日 |
料金 | 無料 |
公式サイト | 花博記念公園鶴見緑地 |
アクセス | Osaka Metro長堀鶴見緑地線「鶴見緑地駅」より徒歩約5分 |
駐車場 | あり・有料 |
5.万博記念公園|吹田市

- 例年の見頃:3月下旬~4月上旬
- 開花情報:公式サイト
- ライトアップ:あり
「万博記念公園」は日本万国博覧会の会場跡地にある公園。太陽の塔で有名です。日本のさくら名所100選にも選ばれている桜の名所で、9品種・約5,500本の桜が咲き誇ります。
桜は園内東側の「東大路」と北西側の「桜の流れ」を中心に、園内各所に点在。園内を回ってお気に入りのスポットを探してみるのもおすすめです。

万博記念公園の桜は、例年3月下旬~4月上旬が見頃。同時期に桜に関連したイベントも開催されます。
また、日没後に「東大路の桜並木ライトアップ」も実施されるため、多くの方が遅くまで夜桜を楽しんでいます。
万博記念公園の桜については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

住所 | 大阪府吹田市千里万博公園1-1(地図) |
時間 | 9時30分~17時(最終入園 閉園の30分前まで) |
休日 | 水曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始 ※4月1日~5月2日まで・10月・11月は無休 |
料金 | 大人260円、小中学生80円 |
公式サイト | 万博記念公園 |
アクセス | 大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩約7分 |
駐車場 | あり・有料 |
6. 勝尾寺|箕面市

- 例年の見頃:4月上旬~4月下旬
- 開花情報:公式Instagram、X検索(勝尾寺 桜)
- ライトアップ:なし
勝尾寺は箕面市の箕面国定公園の中心にあるお寺で、1300年より勝運のお寺として信仰されています。境内に膨大な数のダルマがあることでも有名で、国内外から多くの観光客が訪れるスポットです。
四季折々の景観を楽しめることでも知られており、春の桜、夏のあじさい、秋の紅葉、冬の雪景色など、被写体が豊富。春には、境内に約1,000本の桜が咲き誇ります。

勝尾寺の桜は見頃が遅く、平地の桜の見頃が過ぎたころに、見頃を迎えます。シダレザクラや八重桜、里桜など、多種多様な桜が8万坪もの広い境内を埋めつくす様子は見事です。
特に山門周辺や勝ちダルマ奉納棚などが撮影スポットとなっています。
勝尾寺の桜については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

住所 | 大阪府箕面市勝尾寺(地図) |
時間 | 平日:8時~17時(最終受付16時30分) 土曜日:8時~18時(最終受付17時30分) 日曜・祝日:8時~17時(最終受付16時30分) |
休日 | – |
料金 | 高校生以上 500円、小中学生 400円、未就学児 100円、2歳以下 無料 |
公式サイト | 勝尾寺 |
アクセス | 阪急バス「勝尾寺」から徒歩約1分 |
駐車場 | あり・有料 |
7. 狭山池公園|大阪狭山市

- 例年の見頃:3月下旬~4月中旬
- 開花情報:公式サイト
- ライトアップ:あり
狭山池公園は日本最古のダム式ため池とされる狭山池を中心とした公園。「日本の歴史公園100選」にも選定されています。大阪府内で最も早く花見ができる名所を目指しているとのこと。
狭山池の周遊路に早咲きのコシノヒガンが多く植えられており、3月下旬から見頃を迎えます。4月中旬に見頃となる八重桜なども植えられており、長く桜を楽しめることも特徴です。公園内から遠くにPLの塔も眺められます。

例年、夜になると桜並木のライトアップも実施されます。日中だけでなく、夜間も楽しんでみてはいかがでしょうか。
狭山池公園の桜については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

住所 | 大阪府大阪狭山市岩室(地図) |
時間 | 散策自由 |
休日 | – |
料金 | – |
公式サイト | 水面のある風景-狭山池ガイド/大阪狭山市ホームページ |
アクセス | 南海高野線「大阪狭山市駅」から徒歩約10分 |
駐車場 | 90台・無料 |
8.岸和田城|岸和田市

- 例年の見頃:3月下旬~4月中旬
- 開花情報:X検索(岸和田城)
- ライトアップ:あり
岸和田城は、大阪府岸和田市にある大阪城の南の守りを担ったとされる城郭です。天守閣は1827年に消失されましたが、1954年に再建。現在は資料展示や望楼を楽しめる観光スポットです。
岸和田城は桜の名所としても知られており、城内や周囲にソメイヨシノなど約170本の桜が咲き誇ります。例年3月下旬~4月上旬が見頃で、満開の時期には多くの花見客が訪れます。

開花にあわせて「岸和田市お城まつり」も開催。さらに、期間中の土日には岸和田城の夜間開城も実施され、岸和田城庭園(八陣の庭)のライトアップも行われます。
岸和田城の桜については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

住所 | 大阪府岸和田市岸城町9-1(地図) |
時間 | 10時~17時(最終入場16時) ※周辺は散策自由 |
休日 | 月曜日(祝休日、お城まつり期間中は開場)、12月29日~1月3日、臨時休業 |
料金 | 入場料(天守閣)大人300円、中学生以下無料 3館共通券(岸和田城・岸和田だんじり会館・きしわだ自然資料館)大人700円 |
公式サイト | 岸和田城特設サイト |
アクセス | 南海本線「岸和田駅」から徒歩約13分 |
駐車場 | あり・有料 |
9.永楽ダム|熊取町

- 例年の見頃:3月下旬~4月上旬
- 開花情報:公式サイト、公式Instagram
- ライトアップ:あり(桜まつり期間中の18時~21時)
「永楽ダム」は、大阪府熊取町の奥山雨山自然公園内にあるダム湖です。周囲には約2kmの周回路が整備されており、地元の人々が散歩やランニング、ハイキングなどを楽しむスポットです。
永楽ダム周辺は、ソメイヨシノや山桜をはじめとする約1,000本の桜が咲き誇る桜の名所として有名です。桜の開花時期にあわせて「永楽桜まつり」が開催され、イベント当日には軽食や飲み物、花苗などを販売する出店も並びます。

まつり期間中にはライトアップも実施。永楽ダム広場に吊るされた提灯が一部の桜をほんのりと照らし、幻想的な雰囲気を演出。夜桜撮影にもおすすめです。
永楽ダムの桜については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

住所 | 大阪府泉南郡熊取町高田4丁目(地図) |
時間 | 散策自由 |
休日 | – |
料金 | – |
公式サイト | 永楽桜まつり – 熊取町ホームページ |
アクセス | 南海高野線「大阪狭山市駅」から徒歩約10分 |
駐車場 | 90台・無料 |
10.山中渓の桜|阪南市

- 例年の見頃:3月下旬~4月上旬
- 開花情報:公式なし、X検索(山中渓)
- ライトアップ:あり(まつり期間中18時~21時)
山中渓は、大阪府と和歌山県の県境にある地域。江戸時代に紀州街道の宿場があったところで、昭和中頃までは、温泉宿としてにぎわっていました。現在は、桜の名所として知られており、普段のどかな場所ですが、3月下旬~4月中旬の桜の見頃になると多くの花見客が訪れています。
桜が見られるのは、主にJR山中渓駅周辺で、約1,000本の桜が立ち並びます。駅構内からも桜並木が見えるため、列車と桜並木を撮影する方がたくさんいます。桜は駅周辺や徒歩圏内で行ける場所に咲いているので、車がなくても存分に山中渓の桜を撮影可能です。

また、夜にはライトアップが実施されます。提灯が桜をほんのりと照らし、日中とは異なる、華やかな世界を演出。夜桜撮影を楽しむのもおすすめです。
山中渓駅から徒歩約3分の場所にある「わんぱく王国」では、毎年『山中渓桜祭り』が開催され、さまざまなイベントも実施されます。わんぱく王国には巨大な恐竜のすべり台もあるので、子ども連れで訪れるのも良いでしょう。
山中渓の桜については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ|大阪の桜もいいぞ
大阪には、美しい桜を撮影できるスポットが数多くあります。ランドマークと桜の組み合わせを楽しめる場所や、のびのびと撮れる穴場スポット、夜桜が幻想的な名所まで、さまざまなシチュエーションで撮影を楽しめます。
桜の見頃は短いですが、事前に計画を立てておけば、最高の1枚を残せるはずです。ぜひ、自分にぴったりの撮影スポットを見つけて、大阪の春をカメラに収めてみてください。
今年の春は、大阪の桜を巡りながら、心に残る写真を撮影しましょう!