【2025】大阪でおすすめの薔薇(バラ)撮影スポット7選

ひらかたパーク ローズガーデン
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春から秋にかけて、大阪の各地では色とりどりのバラが美しく咲き誇り、その華やかな色彩や優雅な花姿は、絶好の被写体です。都心にありながら見事なバラが咲き誇る公園から、広大な敷地で多種多様なバラを楽しめる庭園まで、大阪にはさまざまなバラの名称が点在しています。

この記事では、大阪府内でおすすめのバラ撮影スポットをご紹介いたします。スポットごとの見頃の時期や特徴などをまとめていますので、大阪でバラの撮影を楽しめるスポットをお探しの方はぜひ参考にしてください。

大阪でおすすめの薔薇(バラ)撮影スポット7選

1.中之島バラ園|大阪市

中之島バラ園

中之島バラ園は、堂島川と土佐堀川に挟まれた水辺公園「中之島公園」の中に位置するバラ園。バラ園は東西に細長く広がっており、約1万3,000平方メートルの敷地に約310品種・約3,700株の美しいバラが咲き誇っています。

春は5月中旬~下旬、秋は10月中旬~11月中旬が例年の見頃。中央公会堂やビル群を背景に入れることで、都会的な雰囲気とバラの華やかさが共存した1枚を撮影できます。

中之島バラ園

また、夜の撮影もおすすめです。ライトアップなどはありませんが、公園内に街灯があるので撮影可能。背景のビル群の明かりが玉ボケになって、都心のバラ園ならではのきらびやかな写真を撮影できます。

三脚の使用は禁じられていませんが、夜でもそれなりに人がいるので、他の来園者の通行を妨げないようにご注意ください。

住所大阪府大阪市北区中之島1(地図
時間散策自由
休日
料金
公式サイト大阪市花と緑の情報サイト
アクセスOsaka Metro堺筋線・京阪電車「北浜駅」から徒歩すぐ
京阪電車「なにわ橋駅」から徒歩すぐ
Osaka Metro御堂筋線・京阪電車「淀屋橋駅」から徒歩約10分
駐車場なし(周辺に有料駐車場あり)

2.靭公園(うつぼこうえん)|大阪市

靭公園バラ園
  • 例年の見頃時期:5月中旬~下旬、10月中旬~11月中旬
  • 開花情報:京阪グループ公式サイト
  • 靭公園バラ祭:5月中旬または下旬の土日2日間

靭公園は、大阪市西区のビジネス街に位置する公園。東西に細長い形の公園で、南北に通るなにわ筋で東園・西園に分かれています。

バラ園は東園に位置しており、広々とした空間に約170品種・約3,400株のバラを楽しめます。西洋風の整形式庭園として整備されており、世界バラ会議大阪大会で「優秀庭園賞」を受賞した名園です。

靭公園バラ園

見頃は5月中旬~下旬と10月中旬~11月中旬。アクセスが非常に良く、都心のど真ん中にあるので、平日でも多くの人でにぎわっています。

靭公園では、バラ園が最も華やかになる毎年5月にバラ祭(ばらさい)が開催されるのも特徴。毎年5月中旬または下旬の土日2日間に開催され、コンサートやパフォーマンス、露店の出店などが行われます。

2025年のバラ祭は5月17日(土)、18日(日)に開催予定です。

靭公園のバラ園については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

あわせて読みたい
靭公園|大阪市
靭公園|大阪市
住所大阪府大阪市西区靭本町2-1-4(地図
時間散策自由
休日
料金
公式サイト大阪市花と緑の情報サイト
アクセスOsaka Metro四つ橋線「本町駅」から徒歩約5分
駐車場あり・有料

3.長居植物園バラ園|大阪市

長居植物園バラ園

大阪市立長居植物園は、大阪市の中心にほど近い場所にある植物園。長居植物園のバラ園には、約240品種・約3500株のバラが植えられています。

「世界バラ会議」で選定された殿堂入りの品種がすべてそろっているなど、多様な品種を撮影したい方におすすめです。

長居植物園バラ園

長居植物園のバラ園では、2019年にバラの回廊の新設、2022年に新しい品種や宿根草との寄せ植えなどが行われています。特にバラの回廊は写真映えするスポットとなっており、多くの方が写真や動画を撮影しています。2019年以降に撮影したことがない方は、ぜひ一度訪れてみるのがおすすめです。

例年の見頃は、春が5月中旬~6月中旬、秋が10月中旬~11月中旬です。見頃の時期にはローズウィークが開催され、期間中にワークショップなどのイベントも実施されます。

住所大阪府大阪市東住吉区長居公園1-23(地図
時間3月~10月 9時30分~17時(入園は16時30分まで)
11月~2月 9時30分~16時30分(入園は16時まで)
休日月曜日(休日の場合、翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
料金大人300円、中学生以下無料
公式サイト大阪市立長居植物園公式サイト
アクセスOsaka Metro御堂筋線「長居駅」から徒歩約10分
JR阪和線「長居駅」から徒歩約9分
近鉄南大阪線「針中野駅」から徒歩約25分
駐車場あり・有料

4.ひらかたパークローズガーデン|枚方市

ひらかたパークローズガーデン

ひらかたパークは「ひらパー」の相性で親しまれる、大阪府枚方市の遊園地。園内には多彩なバラが咲き誇るローズガーデンが設けられています。1955年に誕生した歴史あるバラ園で、遊園地のアトラクションを背景にした、ここでしか撮れない1枚を撮影できます。

バラの見頃は、春が5月上旬~下旬、秋が10月中旬~11月下旬。現在約600種・4,000株のバラが植えられており、所狭しと咲き誇ります。フォトスポットも豊富で、撮りごたえ抜群です。

ひらかたパークでは、見頃時期に「早朝ローズガーデン散策デー」というイベントも開催されます。通常よりも早い7時~9時にローズガーデンを開園するイベントで、一般開園時間よりも人が少ない中で撮影を楽しめます。

アトラクションなどを利用できない分、入園料金も1,000円まで安くなっているなど、撮影にピッタリのイベントです。日程や特別入場口などは、公式サイトでご確認ください。

住所大阪府枚方市枚方公園町1-1(地図
時間要確認
休日要確認
料金入園のみ:中学生以上2,000円、小学生~2歳1,200円
公式サイトひらかたパーク公式サイト
アクセス京阪電車「枚方公園駅」から徒歩約12分
駐車場あり・1台2,000円

5.万博記念公園 平和のバラ園|吹田市

万博記念公園 平和のバラ園
  • 例年の見頃時期:5月中旬~6月中旬、10月上旬~11月中旬
  • 開花情報:公式サイト

万博記念公園は、大阪府吹田市にある公園。1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の会場跡地を公園として再整備されました。太陽の塔を中心に自然文化園や日本庭園などで構成されています。

バラが咲くのは、公園内の東南に位置する「平和のバラ園」。約140品種・約5,600株のバラが咲き誇ります。つるバラのアーチやモダンローズ、オールドローズなどがバランスよく配置されており、さまざまな構図を狙えるのが魅力です。平和のバラ園からは太陽の塔の後ろ姿を捉えることも可能。簡単に万博記念公園ならではのバラ写真を撮影できます。

万博記念公園 平和のバラ園

開花時期は春が5月中旬~6月中旬、秋が10月上旬~11月中旬。万博記念公園は、人気の観光スポットでもあるので、訪れるなら人が少ない朝がおすすめです。

なお、バラと同時期にカルフォルニアポピーやシャーレーポピーも見頃を迎えている場合があります。公式サイトの開花情報を確認し、あわせて撮影するのもおすすめです。

住所大阪府吹田市千里万博公園1-1(地図
時間9時30分~17時(最終入園 閉園の30分前まで)
休日水曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
※4月1日~5月2日まで・10月・11月は無休
料金大人260円、小中学生80円
公式サイト万博記念公園公式サイト
アクセス大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩約7分
駐車場あり・有料

6.浜寺公園ばら庭園|堺市

浜寺公園ばら庭園

浜寺公園は、1873年に開設された日本最古の公立公園のひとつ。広大な敷地内に「名松100選」に選定された松林やばら庭園、プール、テニスコートなど、さまざまな施設がそろっています。

ばら庭園では、日本に自生する野生のバラやモダンローズなど500種6,000株が咲き誇ります。ばら庭園はヨーロッパの庭園風の「まちの景」と棚田のエリアに分かれており、それぞれ異なったバラのある景色を撮影可能です。

浜寺公園ばら庭園

例年の見頃は、春が5月上旬~6月上旬、秋が10月上旬~11月上旬です。見頃の時期には「Rose de mai」というイベントが行われており、期間中には早朝開園や花苗の即売会、ガイドツアーなどが開催されます。

なお、ばら庭園の園路では、三脚の使用が禁止されているので、ご注意ください。

住所大阪府堺市西区浜寺公園町(地図
時間3月中旬~12月中旬:10時~17時(まちの景は9時~)
5月中旬~下旬:7時~(早朝ローズガーデン)
休日火曜日(祝日の場合は翌日)
料金
公式サイト浜寺公園公式サイト
アクセス南海本線「浜寺公園駅」から徒歩すぐ
阪堺電軌阪堺線「浜寺駅前駅」から徒歩すぐ
南海本線「羽衣駅」またはJR羽衣線「東羽衣駅」から徒歩約15分
駐車場計900台・有料

7.デビッド・オースチン・イングリッシュローズガーデン|泉南市

デビッド・オースチン・イングリッシュローズガーデン
  • 例年の見頃時期:5月中旬~6月上旬、10月中旬~11月上旬
  • 開花情報:泉南市観光協会

大阪府泉南市の花咲きファーム内にある「デビッド・オースチン・イングリッシュローズガーデン」。イギリスの著名なバラ育種家デビッド・オースチン氏が手がけたバラ園で、イギリス本国以外では世界で唯一の直営バラ園ということから、見頃の時期には多くの観光客が訪れます。

約7,500平方メートルの広大な敷地に、200種類以上、3,000株を超えるイングリッシュローズが植えられています。イギリス本社にあるルネッサンス・ガーデンからインスピレーションを得て作られたエリアは、美しくなだらかな丘陵斜面を流れる清流が特徴。アーチやオベリスクにつるバラが絡まる景観が美しく、さまざまな構図で写真を撮影可能です。

デビッド・オースチン・イングリッシュローズガーデン

例年の見頃は、春が5月中旬~6月上旬、秋が10月中旬~11月上旬頃。見頃に合わせてローズフェスティバルが開催され、撮影会やバラの育て方のレクチャーなどの各種イベント、コーヒーショップの出店などが実施されます。

入場料、駐車場ともに無料。通常は平日のみの営業ですが、フェスティバル期間中は土日も開園しています。JR阪和線「和泉砂川駅」と南海本線「樽井駅」から有料シャトルバスも運行するので、車がなくても気軽にアクセス可能です。

住所大阪府泉南市幡代2001(地図
時間春のローズフェスティバル期間中:10時~17時
休日春のローズフェスティバル期間中は無休
料金無料
公式サイトデビッド・オースチン・ロージズ公式サイト
アクセスJR阪和線「和泉砂川駅」からタクシーで約10分
南海本線「樽井駅」からタクシーで約15分
春のローズフェスティバル期間中の土日のみ有料シャトルバス運行(詳細は公式サイト
駐車場あり・無料

まとめ

ひらかたパーク ローズガーデン

大阪でおすすめのバラの撮影スポットを紹介しました。

都心にありながら見事なバラが咲き誇る公園から、広大な敷地で多種多様なバラを楽しめる庭園まで、大阪には個性豊かなバラの名所が点在しています。それぞれの場所で、バラの色や形、そして周囲の風景との組み合わせを工夫することで、きっと素晴らしい作品が生まれるはずです。

品種によって見頃の時期も少しずつ異なりますので、何度も足を運んでみるのも良いでしょう。ぜひこの記事を参考に、あなただけの最高のバラの写真を大阪で撮影してください。

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