【2025】大阪でおすすめの梅撮影スポット6選

冬の終わりから春の始まりを告げる梅の花は、ふんわりとした色合いが魅力です。大阪には、そんな梅の花を美しく撮影できるスポットが数多くあります。公園や神社、都会の中に佇む梅林など、撮影のバリエーションも豊富です。
この記事では、大阪でおすすめの梅撮影スポットを紹介します。各スポットの概要や見頃時期、アクセスなどの基本的な情報を紹介するので、大阪で梅の撮影スポットをお探しの方はぜひご覧ください。
スポットは管理人が実際に訪れた場所です。ほかにおすすめの場所を開拓できたら随時追加したいと思います。
大阪でおすすめの梅撮影スポット6選
1.大阪城公園梅林|大阪市

- 例年の見頃:1月下旬~3月中旬
- 開花情報:公式サイト
大阪城公園は、大阪の中心部にある都市公園。総面積105.6ヘクタールの広大な敷地には、大阪城天守閣をはじめとする歴史的建造物が点在し、梅や桜、紅葉など四季折々の自然を楽しめます。市民や観光客にとって憩いの場として親しまれています。
梅林は、大阪城公園の東側にあり、1月下旬から3月中旬頃までが見頃です。早咲きから遅咲きまで、多種多様な梅が順に咲き誇り、長期間にわたって花を楽しめます。

梅林のさまざまな場所から、大阪城天守閣と梅を組み合わせた写真を撮影できるほか、梅林全体の俯瞰や、梅の花に集まるメジロを捉えるなど、撮影の楽しみ方も豊富です。
開花情報は、大阪城公園の公式サイトで随時配信されています。全体の開花状況や品種ごとの開花状況が紹介されているので、訪れる前にチェックするのがおすすめです。
大阪城公園の梅林については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

住所 | 大阪市中央区大阪城2(地図) |
時間 | 散策自由(施設ごとに営業時間あり) |
休日 | なし(施設ごとに休館日設定あり) |
料金 | なし(施設ごとに料金設定あり) |
公式サイト | 大阪城公園公式サイト |
アクセス | Osaka Metro谷町線「天満橋駅」「谷町四丁目駅」より徒歩すぐ Osaka Metro中央線「森ノ宮駅」「谷町四丁目駅」より徒歩すぐ JR環状線「森ノ宮駅」「大阪城公園駅」より徒歩すぐ |
駐車場 | あり・有料 |
2.万博記念公園|吹田市

- 例年の見頃:2月上旬~3月上旬
- 開花情報:公式サイト
万博記念公園は、大阪府吹田市にある公園。1970年に開催された日本万国博覧会(大阪万博)の会場跡地を公園として再整備されました。園内は太陽の塔を中心に自然文化園や日本庭園などで構成されています。
万博記念公園で梅林があるのは、自然文化園と日本庭園の2ヶ所。自然文化園の梅林には約120品種・約600本、日本庭園の梅林には約40品種・約80本の梅が咲き誇ります。

特に、自然文化園の梅林からは、公園のシンボル「太陽の塔」や日本一の大観覧車「OSAKA WHEEL(オオサカホイール)」と梅を同じ画角で撮影すること可能です。
開花状況は、公式サイトで確認できます。こまめに更新してくれているので、公式サイトを確認しておけば、見頃を外す心配はないでしょう。
なお、梅林内では三脚の使用が禁止されているので、ご注意ください。
万博記念公園の梅林については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

住所 | 大阪府吹田市千里万博公園1-1(地図) |
時間 | 9時30分~17時(最終入園 閉園の30分前まで) |
休日 | 水曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始 ※4月1日~5月2日まで・10月・11月は無休 |
料金 | 大人260円、小中学生80円 |
公式サイト | 万博記念公園公式サイト |
アクセス | 大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩約7分 |
駐車場 | あり・有料 |
3.道明寺天満宮|藤井寺市

- 例年の見頃:2月中旬~3月中旬
- 開花情報:公式サイト
道明寺天満宮は、大阪府藤井寺市にある神社。学問の神様として知られる菅原道真(すがわらのみちざね)が祀られています。全国の天満宮のひとつとして、受験生をはじめ、多くの参拝者が訪れる学問・合格祈願の名所です。
道明寺天満宮の見どころのひとつが、本殿裏にある梅園です。約80種800本の梅が植えられ、大阪府が選定する府内の自然名所「大阪みどりの百選」に選定されています。

見頃は例年2月中旬~3月中旬ごろ。満開時には白やピンク、紅色の梅が豪華絢爛に咲き誇り、その美しい光景を撮影できます。
梅の開花状況は、道明寺天満宮の公式サイトで配信されているので、こまめにチェックするのがおすすめです。アクセスも便利で、近鉄南大阪線「道明寺駅」から徒歩約3分と好立地。車がなくても手軽に訪れられます。
道明寺天満宮の梅園については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

住所 | 大阪府藤井寺市道明寺1-16-40(地図) |
時間 | 9時~17時 |
休日 | – |
料金 | 梅園:大人300円、中学生以下無料(梅まつり期間中) ※参拝は無料 |
公式サイト | 道明寺天満宮公式サイト |
アクセス | 近鉄南大阪線「道明寺駅」から徒歩約3分 |
駐車場 | あり・50台 |
4.荒山公園|堺市

- 例年の見頃:2月中旬~3月上旬
- 開花情報:公式サイト
荒山公園(こうぜんこうえん)は、堺市南区に位置する約17万平方メートルの総合公園。多治速比売神社(たじはやひめじんじゃ)の敷地の一部を取得し、1982年に解説されました。
梅林を中心に、テニスコートや運動広場、大きな芝生広場、子ども向けの遊具などの施設が整備されており、家族連れなどの地域住民に親しまれています。

特に有名な梅林は、総面積約2万7,000平方メートルの広さを誇ります。現在、約50品種・約1,100本の梅があり、見頃は2月中旬から3月上旬です。多様な品種が植えられているので、それぞれ開花時期が異なり、長期間にわたって梅の花を楽しめます。
泉北高速鉄道「泉ヶ丘駅」から南海バス(102・212系統)に約10分乗車で最寄りのバス停に到着可能と、アクセスも良好。ただし、梅・桜の開花シーズンは駐車場が有料になります。
5.和泉リサイクル環境公園|和泉市

- 見頃時期:2月
- 開花情報:公式サイト、公式X(旧Twitter)
「和泉リサイクル環境公園」は、和泉市にある、花とスポーツを楽しめる公園です。かつて産業廃棄物の最終処分埋立地だった場所を、「処分場跡地のリサイクル」という形で活用し、整備されました。
梅があるのは、園内南側にある「梅と水仙の丘」です。おもにしだれ梅が植えられており、例年2月に見頃を迎えます。満開時にはボリューム満点で、桜にも劣らない華やかな景観を撮影可能です。

また、同じ場所に日本水仙が植えられています。通常1月~2月が見頃のため、梅とは見頃がズレていますが、年によっては、どちらも見頃の状態で撮影できます。
なお、梅園の規模はそれほど大きくなく、通路も広くありません。和泉リサイクル環境公園の梅は人気が高く、平日でも多くの見物客が訪れます。人の少ない状態で撮影するなら、開園直後を狙うのがおすすめです。
和泉リサイクル環境公園の梅林については、以下の記事にて詳しく紹介しています。作例もたくさん載せているので、ぜひあわせてご覧ください。

住所 | 大阪府和泉市納花町407-15(地図) |
時間 | 8時~17時 |
休日 | 月曜日、年末年始 ※天候不良等で閉鎖の場合あり |
料金 | 無料 |
公式サイト | 和泉リサイクル環境公園公式サイト |
アクセス | 南海バス「納花」から徒歩約15分 |
駐車場 | 140台・無料 |
6.金熊寺梅林|泉南市

- 例年の見頃:2月下旬~3月中旬
- 開花情報:泉南市観光協会ウェブサイト
金熊寺梅林(きんゆうじばいりん)は泉南市信達金熊寺にある梅の名所です。1647年の江戸初期に信達神社の神主がお告げを受けて栽培をはじめたと伝わっており、古くから梅の名所として知られています。
例年2月下旬から3月中旬にかけて見頃を迎え、白い金熊寺梅が咲き誇ります。広範囲にわたって梅が植えられており、一帯は「口の千本」「人目千本」「中の千本」など呼ばれていたとのことです。

梅林は「大阪みどりの百選」に選定されており、小高い山の上から梅林全体を撮影可能です。また、散策道も整備されており、梅林の中に入って、梅の花を撮影することもできます。
近くに泉南市のコミュニティバスの停留所があるので、車がなくても手軽にアクセス可能。駐車場も20台分用意されており、2025年は無料で利用できるとのことです。
住所 | 大阪府泉南市信達金熊寺798(地図) |
時間 | – |
休日 | – |
料金 | – |
公式サイト | 泉南市ホームページ |
アクセス | 泉南市コミュニティバス・さわやかバス(山方面周り)「金熊寺」から徒歩約5分 泉南市コミュニティバス・さわやかバス(山方面周り)「東小学校前」から徒歩約2分(下車後、来た道を少し戻る) |
駐車場 | あり・20台 |
まとめ
大阪には、梅の花が咲き誇る魅力的な梅の撮影スポットが点在しています。ランドマークと撮影できるスポットや広大な梅林など、場所ごとに異なる雰囲気を楽しめるのが魅力です。
ぜひ春の訪れを感じながら、大阪で梅の撮影を楽しんでください。