旧堺燈台|堺市

堺旧港の突端に位置する「旧堺燈台」。1877年に建築された燈台で、現地に現存する洋式木造燈台としては、国内最古のものの1つです。
周辺の埋立てなどにより、昭和43年(1968年)に燈台としての役割は終えましたが、現在は堺市のシンボルとして、観光名所の1つとなっています。1972年には、国の史跡に指定されました。
内部は非公開のため、燈台の中に入ることはできませんが、レトロな外観を存分に楽しめます。海や夕日をバックに佇む様子は一見の価値ありです。
旧堺燈台の見どころ
まず旧堺燈台でおすすめなのが夕景です。

旧堺燈台は、大阪でも屈指の夕景スポットとして人気です。休日には多くの見物客やカメラマンでにぎわいます。夕日をバックにした旧堺燈台は、ノスタルジックで優しい雰囲気に包まれます。
次におすすめなのが夜景です。夕景を撮影した流れで、そのまま撮影してしまうのが良いでしょう。

平常時はライトアップされていませんが、付近の街灯の光があるので、十分に撮影できます。手持ちで撮影することも可能ですが、ISOを高くする必要が出てきます。ノイズを抑えた写真を撮影したい場合は、三脚を用意しておくのがおすすめです。
構図に湾曲した階段や高速道路を入れるなど、いろいろと工夫して撮影すると楽しいかと思います。
また、旧堺燈台では定期的に点灯やライトアップも実施されます。

こちらは旧堺燈台の灯りが点灯したときの様子です。普段は点灯していませんが、点灯すると上部が青く光ります。
次にピンクにライトアップされたときの様子です。

ピンクライトアップは、ピンクリボンキャンペーンにあわせて期間限定で実施されました。
旧堺燈台では
- アルツハイマーデー:オレンジ
- 介護の日:ブルー
- 女性に対する暴力をなくす運動:パープル
など、主旨にあわせたカラーライトアップが期間限定で実施されています。
せっかく撮影するなら、点灯やライトアップのタイミングを狙ってみてはいかがでしょうか。
ライトアップの日程は堺市ホームページにて公開されています。ライトアップされた旧堺燈台を撮影したい方は事前にご確認のうえ、訪れるようにしてください。
旧堺燈台のその他作例












旧堺燈台の基本情報
住所 | 大阪府堺市堺区大浜北町5丁地先(地図) |
時間 | 散策自由 |
休日 | – |
料金 | 無料 |
公式サイト | 堺市公式ホームページ |
アクセス | 南海本線「堺駅」から徒歩約15分 |
駐車場 | 大浜公園駐車場を利用(有料) |