奥山雨山自然公園の紅葉|熊取町

「奥山雨山自然公園」は、泉南郡熊取町にある広大な公園です。「大阪みどりの百選」や「水源の森百選」に選ばれるほど自然豊か。公園内には、6つのハイキングコースが整備されており、休日には森林浴やハイキングを楽しむ人たちでにぎわいます。
大阪府内最大級の大型すべり台がある永楽ゆめの森公園や、桜の名所として知られる永楽ダムが隣接しているのも特徴です。桜が見頃の時期になると、ライトアップも実施され、多くの花見客でにぎわいます。
奥山雨山自然公園は、秋の紅葉も魅力的です。あまり有名ではないので、それほど混雑もせず、のんびりと撮影を楽しめます。
奥山雨山自然公園の紅葉

- 例年の見頃:11月下旬~12月上旬
- 色づき情報:なし
奥山雨山自然公園の紅葉の見頃は、例年11月下旬から12月上旬です。赤やオレンジなど、色とりどりな紅葉が見られます。
なかでも、2ヶ所の展望台からは美しく色づいた公園と関西国際空港、大阪湾の眺望を楽しめるおすすめスポットです。以下は、それぞれ展望台から撮影した写真です。


展望台まで行くには、ハイキングコースを約30~40分登る必要があので、普段ハイキングや登山をしない人には少し大変です。ですが、がんばって登る価値はあるので、ぜひ一度訪れてみてください。
また、園内の南西に位置している永楽池と奥ノ池もおすすめです。風がない日であれば、湖面に周囲の紅葉が映り込んだ様子を撮影できます。


奥山雨山自然公園の紅葉撮影メモ
ハイキングコースは「もみじの広場コース」「東ハイキングコース」がおすすめ
先述の通り、園内には6つのハイキングいコースが整備されており、紅葉を見るなら、もみじの広場コースがおすすめです。以下のマップで黄色のコースです。
引用元:熊取町ホームページ
管理人はもみじの広場コースで第2展望台に行き、そこから芝生広場を経由して第1展望台へ移動。その後、東ハイキングコースで永楽池・奥ノ池へと向かいました。
園内のすべてを撮影できるだけではありませんが、ある程度撮りごたえのあるスポットは回れたかと思います。所要時間は2時間30分ほどでした。撮影しながらなので、普通のハイキングと比べて時間がかかっているかと思います。
マップは熊取町ホームページからダウンロードできます。園内には一部電波が弱い場所があるので、事前にダウンロードしておくのがおすすめです。
公園全体に日が当たる時間が長くない
公園が山に囲まれているため、公園全体に日が当たる時間はそれほど長くありません。管理人は13時20分頃に訪れましたが、すでに光が当たっていない部分が多く、ちょっと焦りました。
第1展望台で撮影した以下の写真では、南西側(左側)の山の影がかかっています。レタッチでシャドウを上げていますが、逆側の光が当たっている部分と差が強く出てしまいました。

現地で太陽などの位置や動きを確認できるスマホアプリ「サン・サーベイヤー」を使って、時間帯ごとの太陽の位置を見てみたところ、10~13時ごろであれば太陽が山に隠れていなさそうでした。(※アプリで見ただけでなので、正確ではないかもしれません)
とはいえ、10~13時であれば、全体に日が当たっているというわけではなく、東側の山に影がかかっていることもあるでしょう。全体的に光が当たっている写真を撮るなら、早めに展望台まで登って、粘るのがいいのかなと思います。(道中の写真に光が当たらないかもですが……。)
奥山雨山自然公園の基本情報
住所 | 大阪府泉南郡熊取町久保2921(地図) |
時間 | – |
休日 | – |
料金 | – |
公式サイト | 熊取町ホームページ |
アクセス | ひまわりバス(町内循環バス)「永楽ゆめの森公園前」バス停から徒歩約3分 南海ウイングバス「成合口」バス停から徒歩約16分 |
駐車場 | あり・有料 |
奥山雨山自然公園の地図
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