犬鳴山の紅葉|泉佐野市
犬鳴山(いぬなきさん)は、大阪府泉佐野市にある1300年以上の歴史を持つ修験道の霊場。「犬鳴山七宝瀧寺」を中心とした山域の総称で、犬鳴山という独立した山があるわけではありません。
渓流沿いの山岳景観を楽しむことができ、「大阪府みどりの百選」にも選定されています。特に秋の景観が魅力的で、多くの方がハイキングに訪れます。
このページでは、犬鳴山の紅葉について紹介します。見頃時期や色づき情報、実際に撮影した写真などを掲載するので、ぜひ参考にしてください。
犬鳴山の紅葉の見頃時期・開花情報

- 例年の見頃:11月中旬~下旬
- 色づき情報:なし
犬鳴山の紅葉の見頃は、例年11月中旬~下旬です。モミジやカエデなどが赤やオレンジ、黄色に色づき、大小48の滝がある渓谷美と紅葉のコラボレーションを楽しめます。全体的には常緑樹が多く、深緑の中に浮かぶ紅葉が印象的です。
ハイキングを楽しむ人はいますが、カメラマンは多くないので、のんびり撮影を楽しめます。
ただし、公式で紅葉の色づき情報を配信している媒体がないのが難点。某旅行メディアや某天気予報サイトの情報は精度は高くないので、こまめにSNSをチェックするのがおすすめです。
犬鳴山の紅葉撮影メモ
犬鳴山で実際に紅葉撮影をしてみて気付いたことや残しておきたいことは、以下のとおりです。
- 撮影に使用したのは、主に標準ズームと広角ズーム
- フィルター類も持っていくのがおすすめ
- ハイキングコースは歩きやすい靴で
- 犬鳴山七宝瀧寺にも無料駐車場あり
撮影に使用したのは、主に標準ズームと広角ズーム
このページで使用している写真は主に焦点距離24-70mmの標準ズームレンズと16-35mmの広角ズームレンズを使用しています。
犬鳴山バス停から犬鳴山七宝瀧寺までは徒歩40~50分ほどかかります。大半が上り坂なので、たくさんレンズを持っていくと負担が大きいかもしれません。
特に望遠ズームレンズが必要だとは思いませんでしたが、やりたい表現によっては必要です。荷物が重すぎると転倒や膝・腰を痛める原因になるので、バランスを考慮して機材を選びましょう。
フィルター類も持っていくのがおすすめ
フィルター類も持っていくのがおすすめです。
犬鳴山は渓流沿いを登っていくので、川や滝を撮影する機会が多くあります。NDフィルターがあれば、スローシャッターで滝や川の流れやを滑らかに表現できます。管理人は滝の撮影で使用しました。

また、PLフィルターがあれば、水面や葉の光の反射を調整可能。水面や葉が光で白っぽくなるのを防げます。
それぞれ光が差し込みやすい日中だと、より効果が得られるでしょう。
ハイキングコースは歩きやすい靴で
犬鳴山へは歩きやすい靴で行きましょう。
ハイキングコースが整備されているので、比較的歩きやすい道が続きますが、舗装路と比べると断然歩きにくいです。革靴やヒールの高い靴を避け、トレッキングシューズやスニーカーなどの歩きやすい靴を選びましょう。
できれば、ハイカット・ミドルカットのトトレッキングシューズを履いていくと、捻挫の心配が少なくなり、より安心して歩けます。
犬鳴山七宝瀧寺にも無料駐車場あり
山腹にある犬鳴山七宝瀧寺にも無料駐車場が用意されています。
ハイキングが面倒なのであれば、車で一気に犬鳴山七宝瀧寺まで行くのが楽です。ハイキングコースの紅葉は省略してしまいますが、「お寺と行者の滝の紅葉だけで十分!」という方にはおすすめ。
紅葉最盛期の土日祝だと、駐車場が混み合う場合があるので、ご注意ください。
犬鳴山の紅葉の撮影スポットと作例
なお、このページの写真は2024年12月11日に撮影したものです。ピークは過ぎ、大部分が散っている印象でした。紅葉のピークではありませんが、晩秋の風景として参考にしていただけると幸いです。
犬鳴山温泉郷周辺




犬鳴山の登山道








犬鳴山七宝瀧寺・行者の滝






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