ぼくらの広場|東大阪市
「ぼくらの広場」は、東大阪市のなるかわの森・なるかわ園地の最高地点に位置する展望スポットです。芝生の斜面から大阪の街並みを180度一望することができ、条件が良い日には、淡路島まで見渡せます。
ぼくらの広場には、ベンチやテーブル、トイレなどもあるので、ゆったりと休憩することもできます。ただし、数が限られているので、ぼくらの広場でお弁当などを食べたい場合は、レジャーシートなどを用意するのがおすすめです。
ぼくらの広場の見どころは「夜景」と「夕景」

ぼくらの広場は、大阪随一の夜景スポット。夜景を目的に多くのカップルやグループがこの場所を訪れます。
眼下に大阪平野の大パノラマ夜景が広がるので、撮りごたえ十分です。ベンチやトイレなどもあるので、ゆっくり撮影に臨むこともできます。
ぼくらの広場では、芝生の斜面から目の前に景色が開けていますが、手前に木々があるので、広範囲に撮れるポイントはそこまで広くありません。
ですが、GWに訪れたときには、カメラマンはほぼおらず、見物客が数組いた程度でした。大人数のグループが来てしまうと話は別ですが、混雑することはあまりないかと思います。

時間が許せば、夕方ごろからぼくらの広場を訪れ、夕景から夜景までを撮影するのもおすすめ。夕日に照らされたビル群は、とても印象的でした。

ぼくらの広場の作例








ぼくらの広場を訪れる際の注意点
ぼくらの広場を訪れる際には、以下に注意するのがおすすめです。
それぞれ詳しく紹介します。
レンズは標準~望遠レンズがおすすめ
夜景を撮影する際には、標準~望遠のレンズを使用するのがおすすめです。広角レンズだと、暗い空が大部分を占めてしまうため、全体的に暗い印象となってしまいます。望遠レンズがあれば、大部分~全体を夜景で埋めることができるので、きらびやかな印象をもたせることが可能です。
ぼくが撮影した際には、ほとんど70-200mmの望遠ズームレンズを使用していました。撮影中に「もっと寄れるレンズがあれば…」と考えていたので、広角レンズを使用することはほとんど無いかと思います。
ただし、日中の景色や夕景を撮影する場合は、広角~標準のレンズも使えます。
歩きやすい服装や靴を用意
引用元:大阪府民の森
ぼくらの広場へはなるかわ園地のハイキングコースを歩いて登るか、信貴生駒スカイライン内の駐車場や暗峠の駐車スペースから歩いてアクセスするかのどちらかです。
どちらにせよ、ある程度の距離を歩く必要があるので、歩きやすい服装や靴で訪れましょう。
また、お昼から夜まで滞在する場合、温度調整用に羽織るものも用意しておくと安心です。
夜景を撮るなら懐中電灯は必須
徒歩か車かにかかわらず、懐中電灯は用意しておくのがおすすめです。
基本的に街灯がないので、懐中電灯がなければ真っ暗になります。駐車場からも10分以上は歩く必要があるので、懐中電灯は用意しておくのが無難です。
スマホのライトだと光が弱いのと、バッテリー切れの心配もあります。
ぼくらの広場の基本情報
| 住所 | 大阪府東大阪市上四条町 |
| 時間 | 散策自由 【信貴生駒スカイライン営業時間】 ・3月~10月 6時30分~24時 ・11月~2月 6時30分~23時 |
| 休日 | – |
| 料金 | 徒歩:無料 信貴生駒スカイライン全線往復:1,950円 ※その他詳細は信貴生駒スカイライン公式サイトを確認 |
| 公式サイト | |
| アクセス | 近鉄奈良線「枚岡駅」「瓢箪山駅」から徒歩約90分 信貴生駒スカイライン(有料道路)内の駐車場から徒歩約10~15分 |
| 駐車場 | あり |
ぼくらの広場へのアクセス・駐車場
公共交通機関から徒歩
引用元:大阪府民の森
ぼくらの広場へは、近鉄奈良線の枚岡駅または瓢箪山駅から、徒歩でなるかわ園地のハイキングコースを通ってアクセスします。
各駅からぼくらの広場までの所要時間は、以下のとおりです。
- 近鉄奈良線「枚岡駅」から神津嶽ハイキングコースにて徒歩約80分(下り約55分)
- 近鉄奈良線「瓢箪山駅」から客坊谷ハイキングコースにて徒歩約75分(下り約60分)
管理人は瓢箪山駅から「客坊谷ハイキングコース」を利用したことがあります。

ハードでしたが、道は整備されており、道標も豊富なので、初心者でも迷う危険はあまりないでしょう。

ただ、一部道を間違えそうな場所はあったので、YAMAP(ヤマップ)やヤマレコなどの登山アプリで事前に登山計画を立てておくのがおすすめです。登山アプリの地図は細かい登山道も掲載されていますし、簡単に最短距離や所要時間がわかります。
Googleマップでも行けなくはないですが、細かい登山道は表示されないので、道に迷うかもしれません。
らくらくセンターハウス駐車場から徒歩
車で訪れる場合は、らくらくセンターハウスにある無料駐車場から徒歩でアクセスできます。
らくらくセンターハウスからぼくらの広場までのコースは以下のとおりです。
- らくらく登山道・客坊谷ハイキングコースを経由して徒歩約100分
- なるかわ谷ハイキングコースから鳴川峠を経由して徒歩約90~100分
道標はありますが、分岐がいくつかあるため、YAMAP(ヤマップ)やヤマレコなどの登山アプリで事前に登山計画を立ててから訪れるのがおすすめです。
なお、らくらくセンターハウス駐車場の場所は以下のとおりです。
信貴生駒スカイライン「府民の森駐車場」から徒歩

信貴生駒スカイライン内にある駐車場から徒歩でアクセスできます。約20分かかりますが、駅やらくらくセンターハウスから歩くよりずっと楽です。
ただ、多少の登山道を歩く必要があるので、歩きやすい履物をおすすめします。


なお、駐車場の場所は以下のとおりです。地図上にある「P」マークの駐車場は少し離れているのでご注意ください。
2026年春頃まで「ぼくらの広場」の一部が立入禁止
引用元:大阪府ホームページ
トイレ建替工事および配管工事のため、9月30日から2026年春頃まで「ぼくらの広場」の一部が立入禁止になっています。
暗峠頂上側、大原山・銀樟広場、なるかわ休憩所からは、ぼくらの広場に入場できません。
信貴生駒スカイライン「府民の森駐車場」からも入場できないため、ぼくらの広場に行くなら、ハイキングコースを歩いていく必要があります。
詳しくは、大阪府ホームページでご確認ください。






