ぬかた園地(なるかわの森)あじさい園|東大阪市

「なるかわの森」は、生駒山の中腹から山上付近に位置する広大な自然公園。東大阪市から八尾市にかけてにある、くさか、ぬかた、なるかわ、みずのみの4園地で構成されており、ハイキングを楽しむ人たちが訪れてます。
ぬかた園地は、関西で最大級規模のあじさい園が有名です。近鉄奈良線の「額田駅」または「枚岡駅」または「石切駅」から、草木生い茂るハイキングコースを約80分歩いた先にあらわれます。
ハイキングコースは舗装されているわけではないので、トレッキングシューズなどの滑りにくい靴で行くのがおすすめです。
ぬかた園地のあじさい

- 見頃時期:6月中旬~7月中旬
- 開花情報:公式ブログ
- 規模:30品種・2万5,000株
ぬかた園地のあじさい園は、30品種・2万5,000株以上ものあじさいが咲く、関西地区最大級のあじさい園です。総延長1,500mのあじさいプロムナード(遊歩道)沿いに、さまざまな品種のあじさいが咲き誇ります。
あじさい園の全体図は以下のとおりです。
引用元:大阪府民の森
つづら折りの遊歩道を、カスケード階段が縦断している形です。

日のあたり方が場所ごとに違うので、咲き具合はまちまち。満開近くのタイミングで訪れたはずですが、ボリューム感満点のあじさい園を撮ることはできませんでした。

場所によっては固まって咲いているところもあったので、工夫すれば目を引く写真を撮れるかと思います。(ぼくには難しかったですが……)

カスケード階段は、場所によってはボリューム感があったので、ポートレートなどに良いかもです。(来るのが大変なので、ポートレートの撮影地として、おすすめはしません)
なお、園内にはハートのあじさいもあるので、探してみるのもおすすめです。

例年6月第3土曜日から7月第2日曜日までには「あじさいまつり」が開催されます。期間中には、「ぬかた園地案内所」が解説され、飲み物やアイスクリームが販売されます。

こちら2020年の写真ですが、飲みものが200円でした。
ぬかた園地(なるかわの森)あじさい園の撮影メモ
レンズは標準と望遠を使用
ぼくは、ぬかた園地あじさい園で、おもに標準ズームレンズと望遠ズームレンズを使用しました。あじさい以外にもたくさんの木々が生い茂っていたこともあり、広角レンズだと余計なものが入って難しく感じたからです。
標準ズームレンズでも、ほぼ望遠側を使用していました。関西でも最大級の規模ですが、広角でスケール感を出すのが難しかったです。望遠でたくさん咲いている場所を切り取ったり、圧縮効果でボリューム感を出したりしながら撮影するのが良いと思います。
楽にアクセスするなら生駒山上駅からがおすすめ

あじさい園に楽にアクセスするなら、生駒山上駅からハイキングコースを降りていくのがおすすめです。生駒山の麓から登っていくと徒歩約80分かかりますが、生駒山上駅からなら半分の約40分で到着できます。
生駒山上駅へは近鉄奈良線生駒駅近くにある近鉄生駒ケーブルの「鳥居前駅」からアクセスできるので、車がなくても問題ありません。帰りに生駒山上駅近くにある生駒山上遊園地で、眺望を撮影するのもおすすめです。
車なら信貴生駒スカイライン(有料)を利用すればアクセス可能。生駒山上遊園地の駐車場から、あじさい園へ行くことができます。帰りにパノラマ展望台などの、信貴生駒スカイラインの夜景スポットを回ってみるのもおすすめです。
なお、ぬかた園地へは生駒山上遊園地の「南入口」からアクセスできます。

虫除けスプレーを用意する
虫除けスプレーは用意しておくのがおすすめです。当然ですが、草木生い茂るハイキングコースは、大きな蚊のような虫がたくさん突進してくるなど、かなり虫に悩まされます。
ぼくは虫除けスプレーのことをまったく考えておらず、無防備だったので、ずっと虫にまとわりつかれていました。
どれほど効果があるかわかりませんが、虫除けスプレーは用意しておくのがおすすめです。
ぬかた園地(なるかわの森)あじさい園の作例












ぬかた園地(なるかわの森)あじさい園の基本情報
住所 | 大阪府東大阪市山手町他 |
時間 | 散策自由 |
休日 | 12月29日~1月4日 ※入園は自由 |
料金 | 入園無料 |
公式サイト | 大阪府民の森公式サイト |
アクセス | 近鉄奈良線「枚岡駅」または「額田駅」または「石切駅」から徒歩約80分 近鉄生駒ケーブル「生駒山上駅」から徒歩約40分 |
駐車場 | なるかわ園地 らくらく登山道駐車場:73台・無料 |