【大阪・関西万博さんぽ08/07】9回目の訪問で初EARTH MARTとミニ花火


こんにちは!「カメラを片手に大阪へ」管理人のryotaです。
実は…気づけば大阪・関西万博に通うこと9回。すっかりどハマりしてしまいました(笑)。
あまりに楽しくて、これまではただただ夢中で会場を歩き回っていたのですが、「この楽しさを少しでもシェアしたい!」と思い、ブログに書くことにしました。
というわけで、今回は「9回目の万博さんぽ」の様子をお届けします。攻略情報のような立派なものではありませんが、今日の気分でふらっと歩いて「いいな」と思った風景を、写真と一緒にご覧いただけると嬉しいです。
- 【8:20】西ゲートに到着
- 【9:35~】三菱未来館で映像展示を見る
- 【10:00~】ネパールパビリオンをふらっと見学
- 【10:15~】オランダパビリオン敗走からのブルガリアパビリオン
- 【11:20~】EARTH MARTでめちゃお腹すく
- 【12:20~】TECH WORLDで魯肉飯をテイクアウト
- 【13:30~】大屋根リングなどを散策
- 【14:30~】null² ウォークスルーモードは映える写真撮りたい人におすすめ
- 【15:00~】ひたすら休憩
- 【17:00~】宴でソフトクリームを食す
- 【17:40~】ミニ花火を撮る場所を物色
- 【19:57~】ミニ花火を撮影
- 【20:05~】ポップアップステージ東内でライブ、インドネシア館前でヘビーローテションに遭遇
- 【まとめ】今日のハイライト
【8:20】西ゲートに到着

この日は「9時・西ゲート入場」の予約が取れました。西ゲートへは電車では行けず、バス・タクシー・船などでのアクセスが必要です。今回は予約が取れたので、バスで会場へ向かいます。

到着したのは8時20分ごろ。すでに多くの人が並んでおり、「これは9時ぴったりの入場は無理そうだな…」と直感しました(笑)。

待つこと30~40分。9時前から列が動き出しました。最前列にいるわけではないので確かではありませんが、9時になる前に入場しているようです。
太陽の日差しと前に並ぶおじいさんの日傘、そして後ろから聞こえるおばさんたちの愚痴の応酬にに耐えながら、徐々に入口へ。管理人が入場できたのは9時15分ごろでした。

ちなみに、入場前後で写真の色味が異なるのは、入場前はスマホで、入場後はα7 IVで撮影しているためです。

【9:35~】三菱未来館で映像展示を見る

入場後、3日前予約で確保していた三菱未来館へ向かいました。このパビリオンは東ゲートのすぐ近くにあるため、西ゲートからはかなり遠く、予約時間ギリギリの到着に…。

約15~20分かかりましたよ…。
館内は撮影禁止だったので写真はありませんが、「いのち輝く地球を未来に繋ぐ」をテーマに、生命の始まりから未来までを描いた映像展示でした。やはり万博パビリオンの映像クオリティは高い!
ただ、英語字幕はなかったように見えたので、「海外の人は音声ガイドがあるのかな?」と少し気になりました(笑)。
なお、このパビリオンは予約なしでも入場できるようです。そう考えると、せっかく朝イチで入場したのだから、イタリアやアメリカなど行列必至の人気パビリオンに並んだほうが良かったかも…と、ちょっと後悔しました(笑)。

【10:00~】ネパールパビリオンをふらっと見学

当日予約で「EARTH MART」の 11:30枠を取れたので、それまでどう過ごそうかと考えながら大屋根リングを散策。9時台は三菱未来館への移動で必死だったので気づきませんでしたが、この時間でも大屋根リング内の人出は意外と少なめでした。

そういえば、オランダパビリオンの予約なし入場は午前中だけだったな…と思い、そちら方面へ歩いていると、最近オープンしたネパールパビリオンを発見。並ばずに入れそうだったので、立ち寄ってみました。

1階の中庭には飲食店やお土産店が並び、展示は2階という構造です。

時間がなくて行けませんでしたが、1階では美味しそうな料理が提供されており、名物の「モモ」を食べてみたかった…。

2階の展示エリアには千手観音菩薩像など、さまざまな文化財が並びます。来場者は一つひとつ丁寧に撮影していましたが、私は時間の都合で、目に焼き付けて次の場所へ。こういう文化財の精巧さって、本当に圧倒されますね…毎度のことながら語彙力が追いつきません(笑)。
【10:15~】オランダパビリオン敗走からのブルガリアパビリオン
ネパールパビリオンを見学したあと、再びオランダパビリオンへ向かいます。道中で見かけた「飯田グループホールディングス×大阪公立大学パビリオン」の外観を発見。パシャっと撮りつつ、ふらふら移動。

10時20分ごろにオランダパビリオンの待機列に到着すると、なんと予約なしの人はすでに並べなくなっていました(笑)。

周囲の話では、本来は10時30分まで受け付けていたはずが、人数が多くて早めに締め切ったとのこと。
仕方なくオランダパビリオンは諦め、すぐ近くのブルガリアパビリオンへ。少し行列は長めに見えましたが、並び始めてから30〜40分ほどで入館できました。

入館すると、さまざまな形のベンチに座り、前方の丸型ディスプレイで映像を見る構成でした。

管理人はほぼ最後尾での入館だったため、座る場所がなく立ち見に…。

映像ではブルガリアの産業や文化、日本との関係などが紹介されます。1970年の大阪万博でブルガリアヨーグルトを初めて紹介し、それが日本に広まったという話が特に印象的でした。


さらに、ブルガリアがキリル文字の発祥地であることや、キャラクター「ラクト」ちゃんも登場。

続く部屋では、四方の壁に投影された映像展示があり、「今後どのような未来を目指すべきか」という問いかけがなされます。

QRコードを読み込み、自分の考えに沿って選択肢を選ぶ参加型のパートもあり、他の人との価値観の違いが見られて面白かったです。

展示はこれで終了。入館から退館までの所要時間は、30分かからない程度でした。
【11:20~】EARTH MARTでめちゃお腹すく
次は次は当日予約で確保した「EARTH MART(アースマート)」へ。『料理の鉄人』『パレ・ド・Z』『リモートシェフ』などを企画した放送作家・小山薫堂さんがプロデュースしたシグネチャーパビリオンです。この日まわった中で、一番良かったのがここでした。

入館すると、まずは映像展示 → 現在と未来の食に関する展示 → 最後に再び映像展示、という流れ。
最初の映像展示は撮影禁止でしたが、内容がとにかく「お腹が空く」系。

お昼ごはん前だったので、めっちゃ苦痛でした笑
展示エリアは「食といのちの循環に触れ、未来へのヒントと出会う空想のスーパーマーケット」というコンセプト。多彩な展示を通じて、あらゆる食について学べます。
内容を細かく説明すると長くなるので、写真で雰囲気を感じてもらえればと思います。展示も美しく、映える写真を撮りたい人にもおすすめです。



日本人ひとりが一生で食べる卵の数は約28,000個だそうです。この日も2個食べました。



入館から退館までの所要時間は50~60分程度。ただ、最初と最後の映像展示以外は自分のペースで見られるため、じっくり時間をかけることも、逆にサクサク回って短時間で切り上げることも可能です。
【12:20~】TECH WORLDで魯肉飯をテイクアウト
EARTH MARTを出ると、空腹が限界に…。
お昼時なので、パビリオンのテイクアウトはどこも混雑気味。案外入れそうなレストランもありましたが、「せっかくならパビリオン飯を!」と思い、今回はTECH WORLD(テックワールド)のテイクアウトを利用することにしました。


TECH WORLDは民間パビリオンで、展示のほか、お土産や台湾名物の飲食物を販売しています。お土産と飲食のレジが共通なため列が長く、10〜20分ほど並んで魯肉飯(ルーローハン)とミルクティーを購入しました。

ちなみに、魯肉飯よりかき氷のほうが、少し高額でした笑


館内では飲食できないため、大屋根リングのベンチへ移動。魯肉飯もミルクティーも美味しくいただきました。ミルクティーは甘さ控えめで、食事と一緒でも飲みやすかったです。

ぼくは甘いのが好きです!
【13:30~】大屋根リングなどを散策

食後は、当日予約の争奪戦に挑みつつ、大屋根リングをのんびり散策。風が吹いていて意外と涼しく、快適に過ごせました。


しかし、当日予約はまったく取れず…。開放時間に合わせてパビリオンのページを開き、枠が出たら2つ目以降を狙って予約、という動作を何度も繰り返すも全滅。

特にヘルスケアパビリオンは、数分間ずっと「◯」表示なのに弾かれ続け、頭を抱えました(笑)。
【14:30~】null² ウォークスルーモードは映える写真撮りたい人におすすめ
当日予約が取れないので、予約なしで入れる「null²(ぬるぬる)」のウォークスルーモードへ。
null²はメディアアーティスト・筑波大学准教授・ピクシーダストテクノロジーズ代表取締役・猫ブリーダーなど、肩書が多すぎる落合陽一さんがプロデュースしたシグネチャーパビリオン。外観は万博パビリオンの中でもかなり異質です。

これまでnull²には「ダイアログモード」と「インスタレーションモード」の2種類があり、いずれも予約必須。競争率は非常に高く、予約を取るのは困難でした。
そこで予約なしでも観覧できる「ウォークスルーモード」が新設されました。

名前の通り、入場したら立ち止まらずにゆっくり歩き抜ける形式です。
どんどん進んでいくので、待ち時間も10分程度(たぶん)。入場直前に注意事項の説明で少し待機しますが、気になるほどではありません。

私も写真を撮りましたが、F4通しの暗めのレンズだったため、ほぼブレブレ(笑)。

ISO感度を上げ、シャッター速度を稼ぎ、連写で「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」方式で撮影し、その中でマシだったのが上下の写真です。

1秒でも立ち止まればよかったかな笑

この日はモルフォ蝶の映像。広さはそれほどなく、見学時間は1分ほどだと思います。あまり時間がかからないので、もう1周するのもありかもです。
人数状況によってはスタッフさんが受付を一時停止しますが、人数がはければ再開。14時30分前〜15時15分ごろに前を通れば、ほぼ入れる印象です。
SNSでは15時30分までと案内されていましたが、直前に行くと受付終了の可能性があるため、少し早めの到着がおすすめ。

土日祝など、人数が多い日だと、もっと早く打ち切られるかもしれません。
【15:00~】ひたすら休憩
null²を見終えたあとは、完全に体力切れ。前日にほとんど眠れなかったこともあり、限界を迎えました。
休憩場所は団体休憩所。奥まで進み、しばしダラダラ…。

エアコンなどはありませんが、ミストが出ていて、弱めながら風も吹き抜けるため、思いのほか快適。中には爆睡してる人もいましたよ(笑)。
「暑いし、無理して回るのもよくない」と判断し、このあとは当日予約争奪戦で取れなかったパビリオンは潔く諦めることに。

結果、当日予約争奪戦は惨敗でした笑
万博ガチ勢はどうやって予約取ってるんやろ…。
【17:00~】宴でソフトクリームを食す
当日予約争奪戦に敗れたあと、何か口に入れたくなり「ORA外食パビリオン -宴 UTAGE-」へ。

最初はレストランかと思っていましたが、実はパビリオンで、1階はテイクアウトグルメの販売、2階では食育イベントや展示を実施。食育イベントでは、子どもたちがうどん打ち体験をしており、楽しそうな様子が印象的でした。

2階をサクッと見学したあと、1階のNISSEIブースへ。ここでは、あの有名なCREMIA(クレミア)の万博限定メニュー「CREMIA2025」や、1970年の大阪万博当時のレシピを参考にした「バニラ1970」など、さまざまなソフトクリームが販売されています。
私は「バニラ1970」をチョイスしました。

パビリオン内では飲食不可のため、急いで外に出て実食。ただ、この日は暑く、ソフトクリームがどんどん溶けてくるので必死で早食い(笑)。

じっくり味わえませんでしたが、美味しかったです!
【17:40~】ミニ花火を撮る場所を物色
ソフトクリームを食べたあと、当日予約争奪戦に参戦する気力がなくなり、20時前に打ち上がるミニ花火の撮影スポット探しに変更。
候補は、ウォータープラザ付近や大屋根リング上。大屋根リング上だと、ドイツパビリオン前から撮られた写真をよく見かけます。

ガンダムパビリオンや国旗が並んでいる場所も有名ですが、ミニ花火だと迫力不足になりそうなので今回は見送りです。

大屋根リングを一周したり、下に降りて休憩したりしながらブラブラ物色。最終的に、この日はアメリカパビリオンとフランスパビリオンが見える位置を撮影地に決定しました。

平日かつミニ花火ということで、直前に戻ってくれば大丈夫だろうと判断。その後は再び大屋根リング下や休憩所でダラダラ。パビリオンに並ぶ気は完全になくなっています(笑)。
日が落ちてから再び歩いていると、セルビアパビリオン前で生演奏に遭遇。

正面は混雑していたため、大屋根リング上から鑑賞しましたが、距離があっても十分に音の力を感じました。こういう偶然の出会いも、万博の魅力ですね。
【19:57~】ミニ花火を撮影
いよいよ花火の撮影です。万博では三脚の持ち込みが禁止されているため、手すりにリュックを置き、その上にカメラを固定して撮影する方法を採用しました。
事前に長秒撮影を何度か試したところ、5枚中2〜3枚はブレずに撮れたので、「これならいけそう」と判断。下の写真は、そのとき撮れたほぼブレなしの1枚です。

しかし本番では、「リュックをしっかり固定しなければ」という意識が強すぎて、身体を思いきりリュックに押し付けてしまいました。
結果、呼吸の振動がリュックにそのまま伝わり、すべての写真がブレるというオチに(笑)。

その中でも比較的マシだったのが上の写真。とはいえ少しブレています。
カメラが落ちないか不安でリュックを押さえ続けてしまいましたが、ストラップもしていたので、信じて身体を離しておくべきでしたね…。

またチャレンジするかはわかりませんが、次は反省を活かせるように頑張ります笑
【20:05~】ポップアップステージ東内でライブ、インドネシア館前でヘビーローテションに遭遇
ミニ花火終了後、大屋根リングの下に降り、バスの予約時間までブラブラしようかなと思っていると、カナダのバンドのミニライブに遭遇。

途中からの参加だったため、2曲ほどしか聴けませんでしたが、めちゃくちゃ楽しいステージでした。バンド名を確認できなかったのが心残りです。
演奏を満喫し、バス乗り場へ向かう途中、今度はインドネシアパビリオン前で「ヘビーローテーション」を歌っている場面に遭遇。

インドネシアにはAKBグループのJKT48があるからですかね。

歌っているスタッフさんたちが誰よりも楽しそうでした笑
【まとめ】今日のハイライト
というわけで、9回目の万博さんぽはここまで。
今日のお気に入りの1枚は、大屋根リング上で撮った「こみゃく」。いい写真かどうかはさておき、好きな写真です。

万博は、ただ歩くだけでも撮りたくなる場所や瞬間に次々と出会えるのが魅力。この日はほぼ完徹明けで参加したため途中で力尽きてしまいましたが、まだ入ってみたいパビリオンはたくさんありますし、また訪れたいと思います。
なお、時系列は多少前後するかもしれませんが、これまで訪れた1〜8回目の様子も、今後ブログにまとめる予定です。

そのときも、また読んでいただけると嬉しいです!